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AAAについて
アジア・アート・アーカイヴ(以下AAA)は、アジアの現代美術に関する情報を収集・保存し、所蔵資料を利用しやくすることでアジア現代美術への理解を深め、この分野における対話や研究および執筆活動を促すことを目的に、2000年に設立されました。
この種の美術図書館としては世界初であるAAAは、アジア現代美術に関して世界で最も包括的な第一次および第二次資料のコレクションを誇り、二万冊を超える所蔵書籍を閲覧室およびウェブサイトを通して一般に無料公開しています。
設立からこれまで、AAAは常に受動的に利用者を待つだけの文献コレクションにとどまらない組織である必要性を認識してきました。教育用プログラムや一般向けプログラムの定期的開催を通して、AAAは積極的に対話や批評活動を促し、豊富な所蔵資料がより広く一般に利用されるよう努力しています。
著名なキュレーターや評論家からなる役員会と学術諮問委員会、およびアジア各地に配置されたリサーチ部門を擁するAAAは、貴重な情報源にとどまらず、アジア現代美術界のネットワークとしての役割も果たしています。アジア発の重要な展覧会に参加することで、AAAはイベントを同時進行的に記録する役割を積極的に担っています。
役員会
ロナルド・アーキュリ(Ronald ARCULLI, C.V.O., G.B.S., O.B.E., J.P.)
香港特別行政地区政府の行政長官諮問機関である行政会議の非公式メンバーおよび香港証券取引所会長。中国国内最大の法律事務所であるキング&ウッドの戦略的パートナーであるアーキュリ・フォン・アンド・ン法律事務所のシニア・パートナー。
1991年にエジンバラ公爵賞国際財団国際理事に就任、2000年には全世界約100カ国で青少年育成プログラムに取り組むInternational Award Associationの会長職をエジンバラ公爵から引き継ぐ。また、コロラド大学デンバー国際経営学院およびハーバード大学ケネディ行政大学院の国際諮問委員会員も務める。香港の大手上場企業数社の役員を兼務するほか、2005年11月には香港城市大学より社会科学名誉博士号を授与された。
アーキュリ氏は1988年から2000年まで香港立法会議員として長く社会貢献にたずさわるとともに、1992年にはホンコン・ジョッキークラブ理事就任、2002年から2006年8月まで同会長、およびロンドン・ビジネス・スクール理事など、数々の役員理事職を務めている。
ジョゼフ・Y・バエ(Joseph Y. Bae)
Kohlberg Kravis Roberts & Coのパートナーとしてアジア・パシフィック地域におる投資業務の責任者を務めるほか、KKR Asiaにおける国際運営委員を兼任している。1996年にKKRAsiaに入社以後、メディア、そして小売業界における数々の投資事業に関わる。2005年、故郷であるニューヨークを離れ、KKRのアジア地域への進出の為、香港へ移住。現在、40億米ドルの投資資金を香港、東京、北京、シドニー、そしてムンバイの支社と共に運用している。
バエ氏は、香港バレエ団のディレクターとして財務委員会の委員長も務めるほか、北米地域において最も古い美術コミュニティの為の非営利団体、Yaddoのアドバイザーも務めている。
1994年、ハーバード大学を最優等で卒業、現在は妻であるライターのジャニス・リーと四人の子供たちと共に香港に居住している。
モニク バージャー(Monique BURGER)
スイス出身、チューリッヒビジネススクール卒業。スイスのプライペートバンキングでキャリアをスタートさせ、13年間、ヘッドハンティングの分野で活躍。2005年に香港へ移住。
バージャー氏は1990年代初頭からコレクターとして現代美術作品を収集。収集作品は国籍を問わず、インターナショナルなコレクションとなっている。バージャー氏が収集する際の関心とは、美的対話を奨励すること、責任を意識すること、コレクションを維持すること、そして未来への視野を創造することである。
バージャーコレクションは2009年、ベルリンで開催されるグループ展において、初めて公開される予定。コレクション展示のコンセプトは、コレクションが示すように、叙述、史実、そして言語などが探査される場となり、世界各地で今後開催される美術展を予見するものである。
ベンジャミン・チャ(Benjamin CHA, B.A., M.B.A.)
香港を拠点に不動産開発、直接投資、メディア、製造にたずさわる複合企業チャ・グループの主要経営者。グループ内の香港上場企業であるHKR International Ltdの子会社Hanison Construction HoldingsおよびHKR Asia
Pacificなど、チャ・グループ子会社の役員を務める一方、現代美術に対する造詣も深い。ミドルベリー大学学士(国際政治経済学)およびスタンフォード大学ビジネススクール経営修士。非利益団体であるUrban Land InstituteおよびShanghai Youth Federationメンバー。
ジョンソン・チャン(CHANG, Tsong-zung, B.A.)
80年代後期からキュレーター、美術評論家として活動、中国現代美術の進展に貢献する。1993年の『China’s New Art, Post-89』展の共同企画をはじめ、1996年エジンバラ、フルーツマーケット画廊での『Reckoning with the Past』 展、1997年プラハ芸術の家『Faces and Bodies of the Middle Kingdom』展、1999年国立台湾美術館ならびにアメリカ合衆国各地で開催された『Owner of the Word』展、2001年ヴェネツィア・ビエンナーレ香港館の『Magic at Street Level』展など、多数の展覧会を企画。また、数多くの展覧会カタログに寄稿している。
ジェーン・デビヴォワ(現役員会議長、Jane DEBEVOISE, B.A, M.A)
香港とニューヨークを拠点に活動するインデペンデントアドバイザー及び美術史家。香港へ移住する以前は、グッゲンハイム美術館の副館長として美術館の運営及び世界中の展示プログラムの責任者として活躍。1998年にニューヨーク及び、ビルバオ(スペイン)のグッゲンハイム美術館で開催され話題を呼んだ展覧会「China: 5000 Years」の展覧会ディレクターとして1996年にグッゲンハイム美術館に招聘された。1996年以前は、Bankers Trust Companyの代表取締役として14年間、ニューヨーク、東京、香港、そしてロンドンの各地で勤務。タフツ大学学士号(歴史、美術史)を取得後、カリフォルニア大学バークレー校にて修士号(中国美術史)を取得。その後、香港大学より博士号を授与される。デビウ゛ォア氏は、香港政府からの要請で、美術館役員(2004年〜2007年)、西九龍文化地区開発における美術館アドバイザー委員(2006年〜2007年)を務め、現在は、アジア・アート・アーカイブ役員会議長、アジアン・カルチュアル・カウンシル役員、及び、China Institute(ニューヨーク)役員を務めている。
オスカー・ホー (HO Hing-kay Oscar B.A, M.F.A)
アーティスト、キュレーター。1988-1999年、香港アートセンターの展示監督、2000-2001年、同企画監督を務める。『Cities on the Move』展(1997-1999)ほか国内外の数多くの展覧会に参加。香港での展覧会企画のほか、第二回および第三回アジア太平洋トリエンナーレ(ブリスベン)及びコペン ハーゲンでの 『96 Containers Exhibition』 の共同キュレーター、第一回HX アートフェスティバル(ハリファックス)のゲスト・キュレーターも務める。国際美術評論家協会香港支部を設立し、美術誌や展覧会カタログへの寄稿多数。2001年から 2003年には、香港民政事務局の文化政策上級リサーチ職を務める。現在は、インディペンデント・キュレーター、美術評論家および香港中文大学文化宗教研究学部文化管理修士コースディレクター。
パメラ・ケンバー (Pamela KEMBER, B.A, B.Lib)
現在、香港浸会大学視覚芸術院講師として美術史、美術理論、そして美術論文を担当。ケンバー氏は、情報学と美術司書学を専門とし、西洋美術図書館(アシュモリアン美術館)や、オックスフォード大学美術史学部に勤務の後、オックスフォード近代美術館に勤務(1989-1997)。1997年に香港へ移住し、香港美術学院で講師として美術史、美術理論、キュレトリアルスタディーなどを6年間担当。 香港中文大学建築学部では、准教授(2003-2005)、またゲストキュレーター(2003-2005)を歴任。また、 Chinese Art at The End of The Millennium (2000)。
を含む数多くの美術誌、書籍やカタログを多数執筆、または編集。ケンバー氏は現在、チェルシーカレッジ(ロンドン)において、離散して活動する香港の美術家についての論題で博士号候補。
デイヴィッド・タン(Sir David TANG, K.B.E)
香港、シンガポール、北京のチャイナ・クラブ の設立者、会長。香港、ニューヨーク、ロンドンに出店するシャンハイ・タンの創設者でもあり、実業界の主要メンバー。長年多くの社会事業に貢献し、世界各地の数々の 慈善事業の理事会メンバーも務める。実業家、デザイナー、哲学者であるデイウ゛ィッド・タンは、中国現代美術の熱心なコレクターでもある。10年以上にわたり英国王立芸術学校の理事を務めるほか、最近では英国テート・モダンのアジア太平洋蒐集委員会の議長も務めている。
ジョン(ジャック)S・ワッズワース(Mr John (Jack) S. WADSWORTH, Jr)
モルガンスタンレー・アジア名誉会長およびモルガンスタンレー顧問役員。サンフランシスコ在住。ワッズワース氏は1978年にモルガンスタンレー代表取締役に就任、1987年にモルガンスタンレー・ジャパン社長として日本勤務。1992年には香港でモルガンスタンレー・アジア会長就任。2001年に香港からサンフランシスコに移る。マニトウ・ベンチャーズ社ゼネラルパートナー。ワッズワース氏は、ピクサー・アニメーション・スタジオをはじめ、アジア・ソサエティ理事会(副会長)、パシフィック・べーシン・エコノミック・カウンシル(PBEC)米国会員委員会(副会長)、ウィリアムズ・カレッジ理事会、ニューヨーク・グッゲンハイム美術館など、数多くの企業・団体の役員理事を務めている。1961年、ウィリアムズ・カレッジ卒。1963年、シカゴ大学ビジネススクール経営学修士号取得。
スタッフ
事務局長、共同創立者:クレア・シュー (Claire HSU)
コーディネーター&教育担当:スザンナ・チュン (Susanna CHUNG)
ディベロップメント&コミュニケーション:Anjali GROVER
コーディネーター&ウェブサイト担当:エノック・チェン(Enoch CHENG)
コーディネーター:Sarah CHUNG
司書部門
主任司書:リディア・ンガイ(Lydia NGAI)
目録担当・閲覧室補佐:ガブリエル・チャン(Gabrielle CHAN), リンダ・リー(Linda LEE), メリー・リー(Mary Lee)
目録作成担当(パートタイム):小作尚美(Naomi OZAKU)
リサーチ・プラス部門
リサーチ・プラス主任&プロジェクト・マネジャー:フィービー・ウォン(Phoebe WONG)
リサーチ・プラス部門 コーディネーター:ジャネット・チャン(Janet CHAN)
プロジェクト・コーディネーター:アンソニー・ユン(Anthony YUNG)
中国担当リサーチャー:フィオナ・ホー(Fiona HE)
フィリピン担当リサーチャー:リンゴ・ブノアン(Ringo BUNOAN)
台湾担当リサーチャー:ラリー・シャオ(Larry SHAO)
ウェブサイトおよび編集部門
コーディネーター&ウェブサイト担当:エノック・チェン(Enoch CHENG)
世界のイベント情報担当:アンジェラ・スー(Angela SU)
ボランティア(ディベロップメント):デイズリー・クレイマー(Daisley KRAMER)
学術諮問委員会
ラシード・アライーン(Rasheed ARAEEN)、エディター: Third Text (パキスタン)
トビアス・バージャー(Tobias BERGER)、主任キュレーター: ナム・ジュン・パイク・アート・センター( 京畿・ 韓国)
ツァオ・イーツィアン(Professor CAO Yiqiang)、美術理論学部長: 中国美術学院( 杭州 ・中国)
カート・チャン博士(Professor Kurt CHAN)、助教授: 香港中文大学美術学部(香港)
ジョン・クラーク教授(Professor John CLARK)、教授: シドニー大学美術史学部、ディレクター: アジア美術考古学研究所 (シドニー・オーストラリア)
デイビッド・エリオット(David ELLIOTT)、インデペンデントキュレーター・美術史家、アーティスティックディレクター: シドニービエンナーレ2010
パトリック・フロワース博士(Dr Patrick FLORES)、教授: フィリピン大学ディリマン校 美術学部 (ケソン市・フィリピン)
ガオ・シミン(Dr GAO Shiming)、エグゼクティブディレクター: 中国美術学院・視覚芸術センター ( 杭州 ・中国)
グリディヤ・ガウィーウォン(Gridthiya GAWEEWONG)、キュレーター(チェンマイ、バンコク・タイ)
長谷川裕子(Yuko HASEGAWA)、チーフキュレーター: 東京現代美術館(東京・日本)
サリマ・ハシミ(Salima HASHMI)、学長:ベーコンハウス国立大学美術学部(ラホール・パキスタン)
ジェラルド・ヘンリー(Gérard HENRY)、編集長: Parples, Alliance Francaise de Hong Kong(香港)、代表: The International Association of Art Critics Hong Kong(香港)
ホー・ハンル(HOU Hanru)、プログラム展示監督、展示・ミュージアムスタディー代表: サンフランシスコ・アート・インスティテュート(サンフランシスコ・アメリカ)
メラ・ジャールスマ(Mella JAARSMA)、ディレクター: Cemeti Art House(ジョグジャカルタ・インドネシア)
ギータ・カプール(Geeta KAPUR)、美術批評家、インディペンデントキュレーター(ニューデリー・インド)
キム・ホンフィ(KIM Hong-hee)、ディレクター: 京畿美術館(京畿・韓国)
リー・ウェン・チョイ(LEE Weng Choy)、アーティスティック共同ディレクター: Substation(シンガポール)
リー・シャンティン(LI Xianting)、美術批評家・キュレーター(北京・中国)
ルー・ペン(LU Peng)、美術史家・批評家 (成都・中国)
ダラヴス・ライ(Daravuth LY)、共同ディレクター: Reyum Institute of Arts and Culture (プノンペン・カンボジア)
エレーン・ング(Elaine NG)、エディター・出版者:ArtAsiaPacific(ニューヨーク・アメリカ)
アピナン・ポシュヤナンダ博士(Dr Apinan POSHYANANDA)、ディレクター:文化省・現代美術文化事務所(バンコク・タイ)
チャイタニア・サンブラニ(Chaitanya SAMBRANI)、講師: オーストラリア国立大学・美術理論ワークショップ(キャンベラ・オーストラリア)
霜田誠二(Seiji SHIMODA)、ディレクター: ニッポン・パフォーマンスアート・フェスティバル(NIPAF)(長野・日本)
プージャ・スード(Pooja SOOD)、インデペンデントキュレーター・アートマネージメントコンサルタント(ニューデリー・インド)
ノラ・テイラー教授(Professor Nora TAYLOR)、教授: シカゴアートインスティテュート・美術史学部・東南アジア・南アジア美術
ジェイソン・ワン(Jason WANG Chia Chi)、講師: 国立新竹教育大学美術学部 (新竹・台湾)
エリック・オットー・ウェア博士(Dr Eric Otto WEAR)、キュレーター・批評家(上海・中国)
ウー・フン教授(Professor WU Hung)、 Harrie A. Vanderstappen Distinguished Service、教授: シカゴ大学・中国美術史(シカゴ・アメリカ)
ツェン・シェンティアン(ZHENG Shengtian)、マネージングエディター: Yishu - Journal of Contemporary Chinese Art (バンクーバー・カナダ)
提携先
アジア・アート・アーカイヴは、アジア現代美術に関わる組織団体間での情報資源交換の重要性を認識しています。
AAAはこれまでに様々な数多くの組織団体と共同でワークショップ、講演、およびシンポジウムの開催を行ってきました。これまでの提携先としては、香港アーツセンター、香港芸術学院、香港中文大学、パラサイト・アート・スペース、ニューヨーク近代美術館、ニューヨーク・グッゲンハイム美術館が挙げられます。資料交換を目的とした提携先には、クィーンズランド美術館(ブリズベーン)、ヴィタミン・クリエイティブ・スペース(広州)、IVAA(インドネシア)、インスティテュート・オブ・コンテンポラリー・アート(シンガポール)およびア・リトル・ブラー・ブラー(ホーチミン)があります。
AAAは、2005年に現代美術の記録に関するワークショップをアジアで初めて主催し、アジア地域内でのナレッジ・シェアリングのための土台作りを呼びかけました。
AAAでは、志を同じくするアジア地域内のアーカイヴや組織団体との提携関係の構築を現在の目標の一つに掲げ、情報の共有を促進し限られた情報資源が最も有効に活用されることを目指しています。
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