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アジア・アート・アーカイヴのウェブサイトにようこそ。

現在、当ウェブサイトの主要言語は英語となっています。以下はサイトの主要部分の日本語訳です。ご質問等ございましたら、 info@aaa.org.hkまでお問い合わせください。
 
AAAについて

アジア・アート・アーカイヴ(以下AAA)は、アジアの現代美術に関する情報を収集・保存し、所蔵資料を利用しやくすることでアジア現代美術への理解を深め、この分野における対話や研究および執筆活動を促すことを目的に、2000年に設立されました。

この種の美術図書館としては世界初であるAAAは、アジア現代美術に関して世界で最も包括的な第一次および第二次資料のコレクションを誇り、二万冊を超える所蔵書籍を閲覧室およびウェブサイトを通して一般に無料公開しています。

設立からこれまで、AAAは常に受動的に利用者を待つだけの文献コレクションにとどまらない組織である必要性を認識してきました。教育用プログラムや一般向けプログラムの定期的開催を通して、AAAは積極的に対話や批評活動を促し、豊富な所蔵資料がより広く一般に利用されるよう努力しています。

著名なキュレーターや評論家からなる役員会と学術諮問委員会、およびアジア各地に配置されたリサーチ部門を擁するAAAは、貴重な情報源にとどまらず、アジア現代美術界のネットワークとしての役割も果たしています。アジア発の重要な展覧会に参加することで、AAAはイベントを同時進行的に記録する役割を積極的に担っています。

役員会

ロナルド・アーキュリ(Ronald ARCULLI, C.V.O., G.B.S., O.B.E., J.P.)
香港特別行政地区政府の行政長官諮問機関である行政会議の非公式メンバーおよび香港証券取引所会長。中国国内最大の法律事務所であるキング&ウッドの戦略的パートナーであるアーキュリ・フォン・アンド・ン法律事務所のシニア・パートナー。

1991年にエジンバラ公爵賞国際財団国際理事に就任、2000年には全世界約100カ国で青少年育成プログラムに取り組むInternational Award Associationの会長職をエジンバラ公爵から引き継ぐ。また、コロラド大学デンバー国際経営学院およびハーバード大学ケネディ行政大学院の国際諮問委員会員も務める。香港の大手上場企業数社の役員を兼務するほか、2005年11月には香港城市大学より社会科学名誉博士号を授与された。

アーキュリ氏は1988年から2000年まで香港立法会議員として長く社会貢献にたずさわるとともに、1992年にはホンコン・ジョッキークラブ理事就任、2002年から2006年8月まで同会長、およびロンドン・ビジネス・スクール理事など、数々の役員理事職を務めている。

ベンジャミン・チャ(Benjamin CHA, B.A., M.B.A.)
香港を拠点に不動産開発、直接投資、メディア、製造にたずさわる複合企業チャ・グループの主要経営者。グループ内の香港上場企業であるHKR International Ltdの子会社Hanison Construction HoldingsおよびHKR Asia

Pacificなど、チャ・グループ子会社の役員を務める一方、現代美術に対する造詣も深い。ミドルベリー大学学士(国際政治経済学)およびスタンフォード大学ビジネススクール経営修士。非利益団体であるUrban Land InstituteおよびShanghai Youth Federationメンバー。

ジョンソン・チャン(CHANG, Tsong-zung, B.A.)
80年代後期からキュレーター、美術評論家として活動、中国現代美術の進展に貢献する。1993年の『China’s New Art, Post-89』展の共同企画をはじめ、1996年エジンバラ、フルーツマーケット画廊での『Reckoning with the Past』 展、1997年プラハ芸術の家『Faces and Bodies of the Middle Kingdom』展、1999年国立台湾美術館ならびにアメリカ合衆国各地で開催された『Owner of the Word』展、2001年ヴェネツィア・ビエンナーレ香港館の『Magic at Street Level』展など、多数の展覧会を企画。また、数多くの展覧会カタログに寄稿している。

ジェーン・デビヴォワ(現役員会議長、Jane DEBEVOISE, B.A, M.A)
香港在住の美術コンサルタント、香港大学芸術学部在籍(博士号候補)。 2002 年に香港に移住する前には、 NY グッゲンハイム美術館副館長を務めるほか、世界各地のグッゲンハイム美術館の運営と展覧会の責任者として活躍。1998 年にニューヨークとビルバオ(スペイン)の各グッゲンハイムで開催され大きな成功を収めた古代から近代までの中国美術を網羅した展覧会『 China: 5000 Years』のプロジェクト・ディレクターとして1996年にグッゲンハイム美術館に招聘された。1996 年以前は、 Bankers Trust Company の代表取締役として、ニューヨーク、香港、東京、ロンドンで 14 年間勤務。タフツ大学学士号(歴史、美術史)取得後、カリフォルニア大学バークレー校にて中国美術史の修士号取得。現在はニューヨークの China Institute の理事も務める。

オスカー・ホー (HO Hing-kay Oscar B.A, M.F.A)
アーティスト、キュレーター。1988-1999年、香港アートセンターの展示監督、2000-2001年、同企画監督を務める。『Cities on the Move』展(1997-1999)ほか国内外の数多くの展覧会に参加。香港での展覧会企画のほか、第二回および第三回アジア太平洋トリエンナーレ(ブリスベン)及びコペン ハーゲンでの 『96 Containers Exhibition』 の共同キュレーター、第一回HX アートフェスティバル(ハリファックス)のゲスト・キュレーターも務める。国際美術評論家協会香港支部を設立し、美術誌や展覧会カタログへの寄稿多数。2001年から 2003年には、香港民政事務局の文化政策上級リサーチ職を務める。現在は、インディペンデント・キュレーター、美術評論家および香港中文大学文化宗教研究学部文化管理修士コースディレクター。

パメラ・ケンバー (Pamela KEMBER, B.A, B.Lib)
美術史家、現代美術講師。現在、香港芸術学院講師として美術史と美術理論を担当。 2001-2002 年、中文大学建築学部非常勤助教授。 2003-2005 年、同大学のゲスト・キュレーター。 1990 年代はじめ、オックスフォード近代美術館にて、デヴィッド・エリオット館長のアシスタントを勤め、『 Silent Energy, New Art From China』および『 China avant-garde: Counter currents in Art & Culture 』などの展覧会を手がける。その後、同美術館の広報部長に就任し、館内図書館および展覧会アーカイブの管理に当たる。1997 年香港に移住後は、地元美術界に積極的に貢献。美術誌や建築誌への寄稿多数。『Chinese Art at the End of The Millennium 』(2000年)など書籍、各種カタログの編集執筆も手掛ける。

デヴィッド・ポン(David PONG Chun-Yee, B.Sc)
家業であるShiu Wing Steel社役員。中国現代水墨画のコレクター。香港において数多くの地域活動に貢献している。香港美術館寄付基金友の会、香港アートセンター、および香港演芸学院の理事を務めるほか、Asian Cultural Council香港支部の運営委員会メンバーでもある。2003年、サンフランシスコのアジア美術館理事に就任。香港水墨会副会長。1991年、ペンシルヴァニア大学ワートンスクール学士号(経済学)取得。

デイヴィッド・タン(Sir David TANG, K.B.E)
香港、シンガポール、北京のチャイナ・クラブ の設立者、会長。香港、ニューヨーク、ロンドンに出店するシャンハイ・タンの創設者でもあり、実業界の主要メンバー。長年多くの社会事業に貢献し、世界各地の数々の 慈善事業の理事会メンバーも務める。実業家、デザイナー、哲学者であるデイウ゛ィッド・タンは、中国現代美術の熱心なコレクターでもある。10年以上にわたり英国王立芸術学校の理事を務めるほか、最近では英国テート・モダンのアジア太平洋蒐集委員会の議長も務めている。

ガイ・F・ユーレンス男爵 (Baron Guy F. ULLENS)
40年以上に渡りWeight Watchersを含む様々な家業の経営者。北京駐在大使の父に伴い長年北京で過ごした男爵の家系は何世代にもわたりコレクター、考古学者、文化人類学者を輩出してきた。熱心な中国現代美術および中国伝統美術のコレクター。2007年11月に、美術関連の非営利独立系組織としては中国初のUllens Center for Contemporary Art (UCCA)を北京に設立した。

エリック・オットー・ウェア博士 (Dr Eric Otto WEAR, B.F.A, M.A, Ph.D)
20年以上にわたりアジアと西洋美術史の比較研究にたずさわり、市場と社会的文脈における価値と意義の創出に焦点をあてた研究を行っている。評論家、キュレーターとしても精力的に活動、現代中国および歴史的中国の美術・デザインに関するプロジェクトで多くの美術館やギャラリーと幅広くコラボレーションを行っている。中国や台湾では地域行政府や不動産開発業者に対し、持続可能な文化遺産保全に関するアドバイスも行っている。香港ポリテクニック大学デザイン学部準教授として、同大学ビジネススクール経営学修士コース内のデザイン、イノベーション、デザイン管理学専攻コースを率いる。ローズ奨学生としてオックスフォード大学とロンドン大学ゴールドスミス・カレッジに学ぶ。

ジョン(ジャック)S・ワッズワース(Mr John (Jack) S. WADSWORTH, Jr)
モルガンスタンレー・アジア名誉会長およびモルガンスタンレー顧問役員。サンフランシスコ在住。ワッズワース氏は1978年にモルガンスタンレー代表取締役に就任、1987年にモルガンスタンレー・ジャパン社長として日本勤務。1992年には香港でモルガンスタンレー・アジア会長就任。2001年に香港からサンフランシスコに移る。マニトウ・ベンチャーズ社ゼネラルパートナー。ワッズワース氏は、ピクサー・アニメーション・スタジオをはじめ、アジア・ソサエティ理事会(副会長)、パシフィック・べーシン・エコノミック・カウンシル(PBEC)米国会員委員会(副会長)、ウィリアムズ・カレッジ理事会、ニューヨーク・グッゲンハイム美術館など、数多くの企業・団体の役員理事を務めている。1961年、ウィリアムズ・カレッジ卒。1963年、シカゴ大学ビジネススクール経営学修士号取得。

スタッフ
事務局長、共同創立者:クレア・シュー (Claire HSU)
ロンドン大学東洋アフリカ研究学院修士号(美術史)取得後、2000年12月にアジア・アート・アーカイヴを共同設立。事務局長としてAAA設立作業を全面的に統括。数多くの講演活動をこなすと同時に、2006-2007年には香港西九龍文化芸術地区への美術館設置に関する政府諮問委員会メンバーも務めた。

コーディネーター&教育担当:スザンナ・チュン (Susanna CHUNG)
ディベロップメント&コミュニケーション:シャンタル・ウォン(Chantal WONG)
コーディネーター&ウェブサイト担当:エノック・チェン(Enoch Cheng)

司書部門

主任司書:リディア・ンガイ(Lydia NGAI)
シドニーのニュー・サウスウェールズ大学情報管理学修士号取得後、2004年より図書館コンテンツおよびサービスの開発にたずさわる。特に、学術図書館における革新的オンライン・コンテンツの開発が専門。図書館情報管理にたずさわる以前は、美術・デザイン関連機関に文化リサーチャーとして勤務。

副司書:ライ・チンイー(LAI Ching Yee)
目録担当・閲覧室補佐:エイミー・チャン(Amy CHAN)、アンジェラ・スー(Angela SU)
目録作成担当(パートタイム):小作尚美(Naomi OZAKU)、アンドレア・アン(Andrea AHN)、クレア・チョン(Claire Cheung)、キット・ヨン( Kit YEUNG)

リサーチ・プラス部門
リサーチ・プラス主任&プロジェクト・マネジャー:フィービー・ウォン(Phoebe WONG)
香港ポリテクニック大学デザイン学部および香港中文大学よりそれぞれ学士号、修士号取得。デザイン、美術、視覚文化を専門とする香港拠点のリサーチャー。2002年10月にAAAの香港アート担当リサーチャー就任。現在は、主任リサーチャーおよびプロジェクト・マネジャーとして、AAAリサーチ・プラス部門の方針と活動を統括。

リサーチ・プラス部門 コーディネーター:ジャネット・チャン(Janet CHAN)
プロジェクト・コーディネーター:アンソニー・ユン(Anthony YUNG)
中国担当リサーチャー:メーガン・コノリー(Megan CONNOLLY)
インド担当リサーチャー:ナボディタ・サーカー(Nabodita Sarkar)
パキスタン担当リサーチャー:マリハ・ヌーラニ(Maliha NOORANI)
フィリピン担当リサーチャー:リンゴ・ブノアン(Ringo BUNOAN)
香港担当リサーチャー:ラウ・ンガウィン(LAW Ngawing)
韓国担当リサーチャー:へイジョ・ユン(Hyejo YUM)
台湾担当リサーチャー:ニコラス・チャン(Nicholas CHANG)
タイ担当リサーチャー:ナラワン パーフンムファト(Narawan PATHOMVAT)

ウェブサイトおよび編集部門

エディター:スーザン・アクレット(Susan ACRET)
世界のイベント情報担当:エイミー・チャン(Amy CHAN)

学術諮問委員会

ナンシー・アダジャニア(Nancy ADAJANIA):文化理論家、キュレーター(インド・ボンベイ)
ジョン・バテン (John BATTEN): ジョン・バテンギャラリーディレクター(香港)
メリッサ・チウ(Melissa CHIU):アジア・ソサエティ美術館現代美術部門ディレクターおよびキュレーター (米国・ニューヨーク)
クリスティーナ・チュウ博士(Dr Christina CHU):香港美術館前主任キュレーター(香港)
ジョン・クラーク教授 (Professor John CLARK): シドニー大学教授、オーストラリア人文学アカデミー研究員 (オーストラリア・シドニー)
デヴィッド・エリオット (David ELLIOTT): イスタンブール現代美術館長(トルコ・イスタンブール)
ブリタ・エリクソン博士 (Dr Britta ERICKSON): 学者、インディペンデント・キュレーター(米国・スタンフォード)
パトリック・フロレス博士(Dr Patrick FLORES):フィリピン大学ディリマン校美術研究学部教授(フィリピン・ケソンシティ)
ガオ・スーミン博士(Dr GAO Shiming):中国美術学院視覚文化センター長 (中国・杭州)
クリッティヤー・カーウィーウォン (Gridthiya GAWEEWONG): キュレーター (タイ・チェンマイ、バンコク)
長谷川裕子(Yuko HASEGAWA):東京都立現代美術館事業企画課長(日本・東京)
サリマ・ハシュミ(Salima HASHMI): ビーコンハウス国立大学視覚芸術学部長(パキスタン・ラホール)
ホウ・ハンル (HOU Hanru): サンフランシスコ・アート・インスティテュート展覧会・公共プログラムディレクターおよび展覧会博物館学部長(米国・サンフランシスコ)
ホウ・シウキー博士(Dr HO Siukee):香港芸術学院学術長(香港)
メラ・ジャースマ(Mella JAARSMA):セメンティ・アート・ハウスディレクター(インドネシア・ジョグジャカルタ)
ギータ・カプール(Geeta KAPUR):美術評論家、インディペンデント・キュレーター(インド・ニューデリー)
ジョアン・キー(Joan KEE):ミシガン大学準教授(美術史)(米国・アンアーバー)
キム・スンジュン(KIM Sunjung):インディペンデント・キュレーター、国立芸術大学助教授(韓国・ソウル)
リー・ウェンチョイ(LEE Weng Choy):サブステーション共同アーティスティックディレクター(シンガポール)
リー・シェンティン(LI Xianting):美術評論家、キュレーター(中国・北京)
ルー・ジエ(LU Jie):ロングマーチ・スペースディレクター(中国・北京)
ルー・ポン(LU Peng):美術史家、評論家(中国・成都)
ヴィクトリア・ルー(Victoria LU): 北京月亮河当代芸術館長、上海文化基金会上海アーツフェスティバルクリエイティブディレクター (中国・上海)
ダラヴス・リ(Daravuth LY):Reyum Institute of Arts and Culture共同ディレクター(カンボジア・プノンペン)
シャルミニ・ペレイラ(Sharmini PEREIRA):インディペンデント・キュレーター(スリランカおよび英国)
アピナン・ポシャナンダ博士(Dr Apinan POSHYANANDA):タイ文化省現代美術文化局長(タイ・バンコク)
サンポーン・ロドブーン(Somporn RODBOON):チェンマイ大学美術学部助教授、チェンマイ大学アートセンターキュレーター(タイ・チェンマイ)
T.K.サバパシー (T.K. SABAPATHY): 美術史家、国立シンガポール大学建築学部(シンガポール)
チェイタニャ・サンブラニ(Chaitanya SAMBRANI): オーストラリア国立大学芸術学部講師(オーストラリア・キャンベラ)
プージャ・ソード(Pooja SOOD):インディペンデント・キュレーター、アート・マネジメント・コンサルタント(インド・ニューデリー)
エニン・スプリヤント(Enin SUPRIYANTO):Visual Arts Magazine誌副編集長(インドネシア・ジャカルタ)
建畠晢(Akira TATEHATA): 国立国際美術館館長(日本・大阪)
チャン・ルーン(TRAN Luong):アーティスト、キュレーター(ベトナム・ハノイ)
ジェイソン・ワン(Chia Chi Jason WANG): 美術評論家、キュレーター(台湾)
ウー・ホン教授(Professor WU Hung):シカゴ大学 ハリーA.ウ゛ァンデアシュタッペン博士認定中国美術史教授(米国・シカゴ)
シュー・ジャン (XU Jiang): 中国美術学院学院長(中国・杭州)
シェンティエン・チェン (ZHENG Shengtian) : 総編者、イイシュ-中国の現代芸術の刊行(バンクーバー、カナダ)

提携先

アジア・アート・アーカイヴは、アジア現代美術に関わる組織団体間での情報資源交換の重要性を認識しています。

AAAはこれまでに様々な数多くの組織団体と共同でワークショップ、講演、およびシンポジウムの開催を行ってきました。これまでの提携先としては、香港アーツセンター、香港芸術学院、香港中文大学、パラサイト・アート・スペース、ニューヨーク近代美術館、ニューヨーク・グッゲンハイム美術館が挙げられます。資料交換を目的とした提携先には、クィーンズランド美術館(ブリズベーン)、ヴィタミン・クリエイティブ・スペース(広州)、IVAA(インドネシア)、インスティテュート・オブ・コンテンポラリー・アート(シンガポール)およびア・リトル・ブラー・ブラー(ホーチミン)があります。

AAAは、2005年に現代美術の記録に関するワークショップをアジアで初めて主催し、アジア地域内でのナレッジ・シェアリングのための土台作りを呼びかけました。

AAAでは、志を同じくするアジア地域内のアーカイヴや組織団体との提携関係の構築を現在の目標の一つに掲げ、情報の共有を促進し限られた情報資源が最も有効に活用されることを目指しています。

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所蔵コレクション
はじめに

アジア・アート・アーカイヴは2000年設立当初よりアジア現代美術に関する資料の収集を行ってきました。現在では20000冊を越える蔵書を閲覧室およびオンライン目録を通じて一般に無料開放し、同分野内では最も包括的なコレクションとなっています。

所蔵コレクションの対象範囲と発展
AAAでは可能な限り包括的な蔵書コレクションの構築を目指す一方で、アジア現代美術の多様性と規模にひとつのアーカイヴで対応することの難しさを認識の上、地域内での同様のアーカイヴ設立の促進および既存アーカイヴとの協力関係の密接化を進めています。

AAAが定義する「アジア」および「アジア美術」は地理的定義にしばられるものではなく、世界各地で活動するアジア系アーティストおよびアジア在住の非アジア系アーティストも対象に含みます。

これまで、蔵書の大部分は中国、香港および台湾の資料でした。しかし、過去3年間に東南アジアに関する蔵書コレクションの構築に資源を配分、2007年からは南アジアにも焦点を広げた収集活動を行っています。

図書館そしてアーカイヴとして、AAAでは第一次資料および第二次資料の収集を行っています。現在、資料は以下の分野別に収集されています:展覧会カタログ、モノグラフ、参考図書、定期刊行物、オーディオ・ビジュアル資料、個人ファイル、招待状、リーフレット、および新聞雑誌切り抜き記事。

アジア現代美術に関する更なる研究リサーチの促進のために第一次資料の収集も目標のひとつとして力を入れています。このためAAAではリサーチ・プラス部門が取りまとめるプロジェクトおよび個人コレクションの寄付(詳細はコレクション・ハイライツをご覧ください)を通した収集も行っています。

AAAでは現在、コレクションへのアクセスをより容易なものにするために、コレクション内に存在する大量の図版を管理する図版データベースの構築および収集資料のデジタル化を進めています。

収集方法

資料は様々な経路で収集されるほか、美術館、ギャラリー、出版社および個人からの寄付または購入によっても収集されます。香港、北京、台北、ソウル、マニラ、バンコク、東京、ラホール、およびニューデリーのアジア各都市に拠点を置くAAAリサーチャーは、それぞれの国内において資料収集を行い、目録作成のために香港に収集した資料を送付します。記録対象となるイベントにリサーチャーが積極的に足を運び、最新の定期刊行物を購読することを通じて、AAAのコレクションは常に最新の情報を提供できるようになっています。

目録検索
オンライン目録は、アーティスト名、著者名、キュレーター名、媒体のタイプ(図書、ビデオ等)、題名、キーワード、出版年、言語、出版国名、出版社・展覧会主催者、およびISBNによって検索可能です。

検索結果はモノグラフ、展覧会カタログといった媒体タイプ別に展開されますが、一覧表で見ることも可能です。

オンライン目録の主要言語は英語ですが、個人名は可能な限り母国語(中国語、韓国語、日本語、およびタイ語)の併記に努めています。中国語文献の題名、キーワードおよび摘要は繁体字による検索も可能であり、今後ウェブサイト上に中国語セクションを追加する作業も進行中です。
対象がアジアのみに留まらない国際的な展覧会のカタログやアート全般に関する書籍については、アジア現代美術に関係するアーティスト名、見出し、キュレーター名のみを抜粋して目録登録しています。
検索を始められる前に、検索ガイドを是非ご覧ください。

その他のサービスと施設について

AAAは、所蔵コレクションをゆったりと検索、閲覧できるようK Plus Kデザイン事務所の設計による快適でリラックスできる閲覧環境を提供しています。一般利用のために設置されたコンピューターを通してオンライン目録へのアクセス、インターネットへのアクセス、および書類作成が可能となっています。オーディオ・ビジュアル・ブースでは、静かな環境のなかでビデオおよびDVDの観賞が可能です。

セルフサービス式コピー機の使用に加え、様々な出版物の購入も可能です。ご質問等に対応するべく、閲覧室にはAAAスタッフが常勤しています。

所蔵コレクションに無い出版物に関する問い合わせまたはご推薦もメールで受け付けています。

コレクション・ハイライツ

アジア・アート・アーカイヴの所蔵コレクションの中でも特に重要な資料として、アーティスト個人等からの寄贈による個人的資料、貴重な図書および定期刊行物、個人、各種イベント、および組織ごとにまとめられた記録ファイル、および図版やオーディオ・ビジュアル資料を含むAAA刊行物が挙げられます。

特別コレクションは、保存状態の劣化を防ぐために耐火設備と気温湿度制御装置を施した特別室に保管されています。

特別コレクションは年間を通して、閲覧室受付に配置してある展示ボックスに展示されます。特別コレクション資料の閲覧は、閲覧室スタッフにお申し出いただくことで可能です。

毛旭輝コレクション

中国・昆明を拠点とする画家・毛旭輝(MAO Xuhui)は、中国南西部の前衛的アート・コミュニティーの『精神的リーダー』とみなされています。毛旭輝は20年以上にわたる自らのアーティストとしての活動を、包括的な個人的資料ファイルにまとめてきました。AAAでは2004年よりこの毛旭輝コレクションをデジタル化しています。同コレクション内の資料には、毛本人とアーティスト仲間、キュレーター、評論家との往復書簡、スケッチブック、ノートブック、自筆の原稿や展覧会リーフレットなどの書類が含まれます。
同コレクション内の資料の検分には寄贈者の事前許可が必要です。

『中国美術報』アーカイヴ

『中国美術報』は北京で1985年から1989年にかけて週刊発行された中国美術に関する新聞で、展覧会、イベント、および中国全土の美術に関する記事を掲載。1985年から1986年頃に起こったニューウェーヴ・アート・ムーヴメントの時期には、ニュー・アートに関するレポートと論壇の展開で大きな関心を集めました。同新聞(全229部、9冊に製本済み)は、アーティストの丁方(DING Fang)から2004年に寄贈されました。

ナイジェル・キャメロン・コレクション

ナイジェル・キャメロン氏は香港在住の歴史家、キュレーター、評論家。サウス・チャイナ・モーニング・ポスト紙と雑誌『Orientations』への寄稿者として、1970年代から1990年代にかけて、アジアのアートと文化に関し幅広い執筆活動を行いました。2005年に、キャメロン氏より1972年から1994年までの原稿および切り抜き記事1655点が寄贈されました。

ルー・ポン・コレクション

中国・成都を拠点とする歴史家ルー・ポン氏からは、AAA設立当初より以下に挙げるような数々の資料が寄贈されました。

  • 1980年代からの資料:プロジェクト提案に関するアーティストとの往復書簡、自筆書類、切り抜き記事、スライド、写真、および展覧会のリーフレット等。
  • ルー氏著作『A History of China Modern Art: 1979–1989』に使用された図版。1992年出版の同書は、中国の80年代のアート・シーンに関する文献として大きな影響力をもっている。
  • 1990年代の広州ビエンナーレ・アート・フェアの開催に関する完全な記録資料。
同コレクション内の資料の検分には、寄贈者の事前許可が必要です。

呉山専コレクション

1960年生まれの呉山専の作品群は20年以上にわたり、絵画、インストレーション、パフォーマンス、写真、ドローイングと広範なものです。AAAは2003年にアーティストより個人的資料の寄贈を受けました。コレクションにはアーティスト執筆による文章、スケッチ、ドローイングなどが含まれます。2005年にAAAはこの多作なアーティストの未発表作品に光を当てるために『Wu Shanzhuan Red Humour International』を出版しました(Inga Svala Thorsdottirとの協同出版)。

張暁剛コレクション

2007年にAAAは『ファミリー』と題する一連の絵画で著名な中国人アーティスト張暁剛との共同作業により、アーティストの個人資料をデジタル化しました。デジタル・コレクションには、アーティストの作品群、ドローイング、スケッチ、書簡、写真、自筆原稿、切り抜き記事、文献目録、展覧会リーフレット等が完全収録されています。コレクションは1970年代後半から2007年までの資料をカバーしています。

AAA作成によるコレクション目録は、近くオンライン上で検索可能となります。

同コレクション内の資料の検分には、寄贈者の事前許可が必要です。

姚瑞中コレクション(台湾現代美術)

台湾人アーティスト姚瑞中はアーティストとして写真、劇作品、インストレーションを手掛けるとともに、美術評論家およびライターとしても活動しています。長年にわたりもともと個人的参考資料として保管してきた展覧会資料(招待状、ハガキ、リーフレット、パンフレット等)を、台湾アートの発展の証拠資料として保存する重要性を徐々に認識、これらの資料はAAAの台湾リサーチャーによってデジタル化され、2005年にAAAのコレクションに加わりました。

同デジタル・コレクションは1990年代初頭から2004年までの資料をカバーし、招待状、リーフレット、アーティスト本人に関する新聞記事および姚自身による執筆記事など約5000点におよぶ資料のデジタル・イメージを含みます。


1980年代中国の美術雑誌

1980年代の中国の現代美術に関するリサーチを通して、AAAは1980年代中国の美術雑誌の可能な限り完全なコレクションを構築することを目指しています。新たに収集した貴重な当時の定期刊行物には以下が挙げられます:江蘇画刊、新觀察、芸術世界、美術時潮、美術譯叢。

AAA製作によるオーディオ・ビジュアル資料

AAAではアジア現代美術に関する更なる研究リサーチの促進のために第一次的資料の収集を目標のひとつとして力を入れています。このために、重要な人物とのインタビューのビデオ・オーディオ収録および重要イベントや展覧会の収録を行っています。
これらの資料の詳細はオンライン目録検索により閲覧可能なほか、閲覧室でもテープの再生が可能です。

      
レッド・ゲート・ギャラリー・アーカイヴ

ブライアン・ウォラス氏により1991年に北京で設立されたレッド・ゲート・ギャラリーは、中国の若手アーティストの作品を紹介した初めてのギャラリーのひとつです。同コレクション内の資料は1988年にまでさかのぼり、招待状、リーフレット、レッド・ゲート・ギャラリー展覧会資料、ギャラリーの書簡、アーティスト・プロフィール、および切り抜き記事など約800点におよび、1980年代終わりから1990年代にかけての中国のアート・シーンを反映するものとなっています。現在、AAAでは資料のデジタル化を進めています。

Chinese-art.comアーカイヴ

Chinese-art.comは現代中国のアート・シーンの詳細な情報を中国国外のコレクター、歴史家、キュレーター、ディーラー、評論家に伝えることを目指して1997年に設立された非営利ウェブ・マガジンです。2003年に閉鎖されるまで、中国の展覧会、アーティスト、およびアート市場に関する情報が掲載されました。

2007年にウェブ・マガジンの発行人でありエディターだったロバート・バーネル氏より、資料の寄贈を受けました。この貴重なコレクションにはアジアのアート関係者、アート組織および中国国内のイベントの600点以上にのぼるプロフィールに加え、ウェブ・マガジンが取材したインタビューのオーディオ資料が含まれます。

東京画廊アーカイヴ

2005年、AAAは日本の東京画廊が収集してきた中国、日本および韓国の現代美術に関する文献のデジタル・コピーの寄贈を受けました。同コレクションは1980年代から1990年代の資料をカバーし、アーティスト・プロフィール、写真、作品の価格表、画廊の書簡、日本で開催されたイベントのリーフレットを含みます。同年代における中国、韓国、日本の交流状況が明らかになる資料です。

リサーチ・プラス

設立からこれまで、AAAは常に受動的に利用者を待つだけのコレクション以上の機関である必要性を認識してきました。教育用プログラムや一般向けプログラム活動の定期的開催を通して、AAAは積極的に対話や批評活動の促し、豊富な所蔵資料がより広く一般に利用されるよう努力しています。

リサーチ・プラス部門は香港拠点チームに加え、香港、中国、インド、日本、韓国、パキスタン、フィリピン、台湾、タイの各都市に配置されたリサーチャーから成り、国際的なメンバーで構成されるAAA学術諮問委員会の支援のもとにあります。

ワークショップ、講演会、セミナー、出版物刊行、オンライン・プロジェクトおよびシンポジウムなどの構成と実行に加え、主要人物のビデオ・インタビューによる第一次資料の作成、主要展覧会やイベントの記録・収録、および各プロジェクトのリサーチを通じての貴重な資料の発掘などを通して、資料収集にもたずさわっています。

現在リサーチ・プラスが手掛けるプロジェクトには以下が挙げられます。

ドキュメンタリー・フィルム展覧会『Materials of the Future: Documenting Contemporary Chinese Art from 1980 – 1990』
詳細なリサーチと収集活動を通じて、1980年代の主要アーティスト、評論家、キュレーターとのビデオ・インタビューを行い、そのドキュメンタリーを上映。

『Comparative Contemporaries- A Web Anthologies Project』
シンガポールの現代美術センター、サブステーションの主導によるこのプロジェクトは、シンガポールで2006年に開催された比較現代会議のフォローアップとしてAAAがホストとなるウェブサイトを2009年初頭に立ち上げるもの。このウェブサイト・プロジェクトでは、東南アジア現代美術界の評論活動に関する討論の場を設けるためにオープン・エンドの地域内プラットフォームを構築することを目指している。

『Talkover/Handover-Dialogues on Hong Kong Art 10 years after 1997』
香港の中国返還10周年を迎え、香港リサーチャーのウェン・ヤウ提案によるこのプロジェクトでは、1997年の香港アートに関する調査を行った。1996年から1998年に活動していた香港アーティストと、現在の香港アート・シーンで活動するアーティストの対話の場を設け取材することで、それぞれのアーティスト活動の比較研究を行った。

デジタル化プロジェクト
2004年以降、AAAが進めてきた個人所有資料のデジタル化。個人所有する資料を手元に置きたいアーティスト、評論家、リサーチャーを対象。その他保存状態の劣化が懸念される貴重な資料や、絶版となった定期刊行物のデジタル化も同プロジェクトの対象となっている。

AAAマーテルアジア現代美術研究助成金
AAAではマーテル社の協賛を得て2005年にAAAマーテルアジア現代美術研究助成金を設置。この分野では初の助成金となる同プログラムは、アジア現代美術の発展に対する理解を深め、アジアでの集中的研究活動を希望する個人に対し必要とされる援助を提供し、現在活動しているアーティストに関する資料を将来に残すことを目指しています。同助成金は、テーマにもとづく取り組みをしており、収集資料には貴重文献や第一次的資料も含まれます。
助成金は2年ごとに1万米ドルが提供されます。次回は2009年春の予定。
ご質問等ございましたら、リサーチ・プラス部門コーディネーターのJanet Chan(janet@aaa.org.hk)までお問い合わせください。

AAAレジデンシー・プログラム

過去7年間にわたり、AAAは世界的にも最も包括的なアジア現代美術に関する資料のコレクションを構築して来ました。AAAでは、資料を収集することで新しい解釈が生まれる機会を生み出すことができると信じています。

このような理由から、AAAでは分野内で活躍するアーティスト、評論家、キュレーターを対象とする香港での年間レジデンシー・プログラムを計画しています。レジデンシーの目標は、アーカイヴ内の資料に新しい解釈を与えることを促進し、普段は使わないような資料を使う機会を与えることで、『アーカイヴ』の概念を取り巻く新しいアイデアやプロジェクトを支援することです。

対象者は香港に滞在し、AAAでリサーチを行い、リサーチ・プラス部門との共同研究を通じて新しいプロジェクトを提案します。レジデンシー期間の終わりには、プロジェクトの発表をAAAが支援します。

2007年にAAAは、香港の美術評論家およびキュレーターであるジャスパー・ラウを招いて、レジデンシーのパイロット・プログラムを行いました。『HistoriCITY』と題する同プログラムでは、AAAでのミニ展覧会、一連の読書会、香港に関する美術史論文を討論する座談会などがもたれました。


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リサーチ・プラス

設立からこれまで、AAAは常に受動的に利用者を待つだけのコレクション以上の機関である必要性を認識してきました。教育用プログラムや一般向けプログラム活動の定期的開催を通して、AAAは積極的に対話や批評活動の促し、豊富な所蔵資料がより広く一般に利用されるよう努力しています。

リサーチ・プラス部門は香港拠点チームに加え、香港、中国、インド、日本、韓国、パキスタン、フィリピン、台湾、タイの各都市に配置されたリサーチャーから成り、国際的なメンバーで構成されるAAA学術諮問委員会の支援のもとにあります。

ワークショップ、講演会、セミナー、出版物刊行、オンライン・プロジェクトおよびシンポジウムなどの構成と実行に加え、主要人物のビデオ・インタビューによる第一次資料の作成、主要展覧会やイベントの記録・収録、および各プロジェクトのリサーチを通じての貴重な資料の発掘などを通して、資料収集にもたずさわっています。

現在リサーチ・プラスが手掛けるプロジェクトには以下が挙げられます。

ドキュメンタリー・フィルム展覧会『Materials of the Future: Documenting Contemporary Chinese Art from 1980 – 1990』
詳細なリサーチと収集活動を通じて、1980年代の主要アーティスト、評論家、キュレーターとのビデオ・インタビューを行い、そのドキュメンタリーを上映。

『Comparative Contemporaries- A Web Anthologies Project』
シンガポールの現代美術センター、サブステーションの主導によるこのプロジェクトは、シンガポールで2006年に開催された比較現代会議のフォローアップとしてAAAがホストとなるウェブサイトを2009年初頭に立ち上げるもの。このウェブサイト・プロジェクトでは、東南アジア現代美術界の評論活動に関する討論の場を設けるためにオープン・エンドの地域内プラットフォームを構築することを目指している。

『Talkover/Handover-Dialogues on Hong Kong Art 10 years after 1997』
香港の中国返還10周年を迎え、香港リサーチャーのウェン・ヤウ提案によるこのプロジェクトでは、1997年の香港アートに関する調査を行った。1996年から1998年に活動していた香港アーティストと、現在の香港アート・シーンで活動するアーティストの対話の場を設け取材することで、それぞれのアーティスト活動の比較研究を行った。

デジタル化プロジェクト
2004年以降、AAAが進めてきた個人所有資料のデジタル化。個人所有する資料を手元に置きたいアーティスト、評論家、リサーチャーを対象。その他保存状態の劣化が懸念される貴重な資料や、絶版となった定期刊行物のデジタル化も同プロジェクトの対象となっている。

AAAマーテルアジア現代美術研究助成金
AAAではマーテル社の協賛を得て2005年にAAAマーテルアジア現代美術研究助成金を設置。この分野では初の助成金となる同プログラムは、アジア現代美術の発展に対する理解を深め、アジアでの集中的研究活動を希望する個人に対し必要とされる援助を提供し、現在活動しているアーティストに関する資料を将来に残すことを目指しています。同助成金は、テーマにもとづく取り組みをしており、収集資料には貴重文献や第一次的資料も含まれます。

助成金は2年ごとに1万米ドルが提供されます。次回は2009年春の予定。

ご質問等ございましたら、リサーチ・プラス部門コーディネーターのJanet Chan(janet@aaa.org.hk)までお問い合わせください。

AAAレジデンシー・プログラム
過去7年間にわたり、AAAは世界的にも最も包括的なアジア現代美術に関する資料のコレクションを構築して来ました。AAAでは、資料を収集することで新しい解釈が生まれる機会を生み出すことができると信じています。

このような理由から、AAAでは分野内で活躍するアーティスト、評論家、キュレーターを対象とする香港での年間レジデンシー・プログラムを計画しています。レジデンシーの目標は、アーカイヴ内の資料に新しい解釈を与えることを促進し、普段は使わないような資料を使う機会を与えることで、『アーカイヴ』の概念を取り巻く新しいアイデアやプロジェクトを支援することです。

対象者は香港に滞在し、AAAでリサーチを行い、リサーチ・プラス部門との共同研究を通じて新しいプロジェクトを提案します。レジデンシー期間の終わりには、プロジェクトの発表をAAAが支援します。

2007年にAAAは、香港の美術評論家およびキュレーターであるジャスパー・ラウを招いて、レジデンシーのパイロット・プログラムを行いました。『HistoriCITY』と題する同プログラムでは、AAAでのミニ展覧会、一連の読書会、香港に関する美術史論文を討論する座談会などがもたれました。



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ニュースレター

AAAは月刊英文ニュースレターを発行し、アート関係者の執筆によるコラム、AAAリサーチャーによる写真入りトラベローグ、ニュースレター編集者によるアーティスト、評論家およびキュレーターとのインタビューなどを掲載しています。また、AAAのイベント情報、AAA内部求人情報、および新規パトロンおよびスポンサーへの謝辞も掲載しています。

過去のニュースレターはすべてウェブサイトのニュース・アーカイヴで閲覧可能です。

寄稿に関しては、ニュースレター編集者までお気軽にお問い合わせください。 .

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教育

AAAが掲げる目標の一つに、利用者ベースの拡大とAAAの存在を知らない潜在的利用者との接点の拡大があります。社会におけるアートの重要性の認識するAAAでは、若い世代がアートを理解し日々の生活に取り込むための手段を与えることに努めています。

AAAでは定期的に大学・高校訪問を行い、組織の紹介を行っています。同時に、学生グループのAAA訪問も企画、閲覧室資料の使用方法を指導し、勉強・読書の場としてアーカイヴを認識してもらえるようにしています。

近い将来の目標としては、一連の教育プログラムの構成と、高校生および教員を対象としたアーカイヴ資料に基づいたオンライン教育キットの作成が挙げられます。アジア現代美術を教育の場に取り込むことを目標に、AAAでは教育関係者や学校との対話を通してこれらのプログラムを進めています。

詳細については、スザンナ・チュン(susanna@aaa.org.hk )までお問い合わせください。

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オンライン・プロジェクト

AAAのリサーチ・プラス部門はバイリンガル(中・英)のオンライン・プロジェクトを手掛けています。これまでに、世界のビエンナーレおよびトリエンナーレを網羅したウェブサイト『international biennials and triennials』を立ち上げたほか、2005年に開催された国際ワークショップ『Archiving the Contemporary』の記録・議事録等をオンライン化しました。同ワークショップでは世界各地から集まった40名を超えるアート関係者がアジアの現代美術を対象に、その文献収集、記録、保存、ナレッジ・マネジメント、および情報共有をめぐる課題を検討しました。ウェブ上では、同ワークショップの基調演説、プレゼンテーション、報告およびグループ討論が記録されています。

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世界のイベント情報およびディレクトリー

AAAの世界のイベント情報(World Events)は、世界各地で開催されるアジア現代美術関連のイベントの最新情報を提供します。現在および過去のイベント情報の検索が可能であり、重要イベントは世界のイベント情報ページで特に取り上げています。

AAAディレクトリーは、世界各地のアジア現代美術関連施設、アート・スペース、情報資源、およびウェブサイトのデータベースであり、定期的に更新されています。検索も可能です。

イベント等の情報提供は、メール(info@aaa.org.hk)で随時受け付けています。

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支援・協賛

非営利団体および香港の公認慈善事業として、AAAは政府、企業、個人など様々な後援者より助成金、寄付を受けています。また、アーティストやギャラリーから寄付された芸術作品にもとづき年一回開催されるAAAのチャリティー・オークション・ディナー( fundraiser)も、重要な運営資金源となっています。

2007年にAAAでは、アーカイヴの長期的運営を目指して基金設立キャンペーンを始めました。今後3-5年以内に、5000万香港ドル(約640万米ドル)を募ることが目標です。基金の基礎資本は資産運用により、AAAの年間運営費用に充当するための資金供出を目指します。

基金に加え、AAAでは今後も引き続き助成金、スポンサーシップ、パトロン会員費、オークション、および物的支援などからなるご支援を必要としています。 スポンサーシップおよびパトロン会員へのご加入はAAAにとって最も好意的な支援方法であり、AAAの運営目標にご賛同いただいたことへの感謝として、様々な優待を提供しています

。 AAAの今後の発展のために参加協力してみたいと思われる方は、下記パトロン・プログラム案内(patron programs)をご参照いただくか、または基金設立キャンペーンへの参加をご一考ください。

詳細は、AAAディベロップメント&コミュニケーション担当のシャンタル・ウォン (Chantal Wang) までお問い合わせください。

電話:(+ 852) 28151112
メール:chantal@aaa.org.hk
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お問い合わせ:

11/F, Hollywood Centre,
233 Hollywood Road,
Sheung Wan,
Hong Kong 電話: (852) 2815 1112
ファックス: (852) 2815 0032
メール: info@aaa.org.hk
開館時間: 月曜日-土曜日 10時-6時
一般開放(入館無料) 
閉館日:公休日、12月25日-1月1日
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